月別アーカイブ: 2009年7月

不妊治療を行うにあたって、説明を受けてきた

6/28に不妊治療を行う上での説明を受けてきました。

このクリニックは説明会のようなものは無く、看護師?さんから1対1で説明を受ける。

採卵などで実際に使う休憩室に通されて、1時間くらい説明を聞いたり質問をした。

その内容は・・

どのようなスケジュールで採卵・移植を行うか

生理初日を1日目として、何日目に来院して、それから2~3日おきに注射など、どのようなスケジュールで行うかの説明を受けました。

顕微授精の費用

ざっくりで1回60万円。前後の検査や投薬を除く。ただし、これは採卵・受精・胚移植まで行った場合。たとえば、1回目で良好な受精卵が多く取れれば、凍結保存し、2回目は解凍と移植のみということもある。この場合は10万円程度。どれくらい採卵できるかは年齢に依存することが多いが、やってみないと結局わからないです。その周期で採卵できる個数は半年位前にはすでに決まっているそうです。

顕微鏡での簡易的な検査と機械による精液検査の違い

機械による検査のほうが当然シビアに結果が出るとのことでした。顕微鏡での検査では、精子が見つかる場所(濃い場所)を選んで計数するので、結果に偏りが出ても当然のようです。

仕事をしながら治療をすることができるか?

採卵から胚移植までの周期の間は2日置きぐらいに注射が必要なようです。しかし、必ずクリニックに行かなければならないのは、周期の最初と採卵日を決める長音波検査、採卵、移植などです。それ以外にも注射が必要ですが、次のような方法があるようです。

  • 会社や自宅の近くの婦人科で打ってもらう
  • 会社や自宅の近くの病院(婦人科)以外で打ってもらう
  • 自分で打つ
  • 知り合いの医療従事者に頼んで打ってもらう

婦人科に注射薬があればそこでもらいますが、それ以外の場合は事前にもらえます。

また、採卵と肺移植を別の周期で行うこともできるそうです。1ヶ月間治療に専念するのは無理でも、半月×2であれば可能といった方も多いようです。移植しなかった肺は凍結保存します。

凍結精子を使って人工授精を行うことはできるか?

自分の場合は、抗がん剤治療前に採取した正常値の凍結精子があります。これを利用して人工授精できないか聞いてみました。答えとしてはYES。人工授精できます。ただし、解凍してみないと、最終的な精子の状態はわからない様です。また、次のようなメリット・デメリットがあります。

メリット:体外受精(顕微授精)に比べて圧倒的に費用が安い。

デメリット:体外受精に比べて成功率が低い。一般的に体外受精は30-40%、人工授精は8%程度。

結局、1回しかできないのではあまり期待できないということで、顕微授精を優先することにしました。

凍結精子と当日採取の精子、どちらを使用したほうがよいか?

なぜ凍結精子を使用したいかというと、凍結精子は抗がん剤治療前の精子だからです。抗がん剤の影響が今でもあるのではないかと不安があります。しかし、培養師の話だと、それでも当日採取のほうがよいようです。詳しい理由は聞けませんでしたが、少しずつ確認したいと思います。

その他の薬を服用中の精子でも問題ないか?

じんましん持ちなので、抗アレルギー剤をよく飲んでいます。少し気になって聞いてみましたが、ほとんどの薬がOKだそうです。

不妊治療用語集

治療では専門用語や略語が多い。

基本的な用語を理解していないと、ホームページを見ていて、理解できないことが多い。
漢字の用語であれば、意味を想像することができるが、略語になるとお手上げ。
読み進めていると、略語が出てきたところで、止まってしまうことが多い。
なので、基本的な略語をまとめてみた。

【不妊治療でもっとも基本的な略語】

このあたりは「当然読めるでしょ」的に出てきて困る。

AIH

人工授精。夫の精子を使う。

AID

人工授精。夫以外の精子を使う。

IVF

体外受精。胚移植も含めてIVF-ETと表記されることも。

ICSI

顕微授精。イクシーと読む。

ART

補助生殖医療技術。体外受精や顕微授精などの医療技術の総称。

【用語集リンク】

加藤レディスクリニック:不妊治療/体外受精 –用語集–
基本的な用語をすっきりまとめている。

赤ちゃん欲しいね!赤ほしネット 不妊治療用語集
男女別々を対象にした用語集と専門的な用語集に分かれていてかなり詳しい。

精液検査の推移

精液検査の内容をまとめてみた。

年月日 精子濃度

(million/ml)

運動率(%) 備考
2007.08.01 高位精巣摘出術
2007.08.15 7.3 19 保存1回目
2007.08.20 16.5 20 保存2回目
2007.08.25 22.0 60 保存3回目
2007.08.27 抗がん剤治療開始
2007.09.20 退院
2007.10.24 0 簡易検査
2008.03.19 ? 顕微鏡で1匹見つかる
2008.06.13 1.4 20
2008.09.21 26.0 54 簡易検査のため、信憑性が低い
2009.01.13 1.9 29 ドグマチールを服用中だった
2009.06.10 1.9 43
2009.08.04 15.0 30 顕微授精を実施
2009.11.27 10.0 15 体外受精後、顕微授精を実施

各数値の正常値(WHO基準)

項目 正常値
精子濃度 20million/ml以上
運動率 50%以上

腫瘍マーカーの推移

腫瘍マーカー値の推移をまとめてみた。

赤字が異常値。

年月日 AFP β-hCG LDH 備考
2007.07.31 346
2007.08.01 316 高位精巣摘出術
2007.08.08 104 0.1以下 117
2007.08.15 46
2007.08.22 21 141
2007.08.27 10 107 抗がん剤治療開始
2007.09.12 3 113
2007.09.20 退院
2007.10.17 2 0.1以下 155
2007.12.11 2 0.1以下 150
2008.03.12 2 0.1以下 147
2008.06.11 2 0.1以下 147
2008.09.11 3 0.1以下 158
2008.12.03 2 0.1以下 141
2009.03.04 2 0.1以下 152
2009.06.10 3 0.1以下 163
2009.12.09 3 0.1以下 146
2010.04.07 3 0.1以下 136
2010.08.04 2 0.1以下 143

各マーカーの正常値

上限値 下限値
AFP 20 0
β-hCG 0.2 0
LDH 180 87