手術後、病棟のベッドへ運ばれた。
手術後1時間は酸素マスクをつけ、3時間の間は30分おきに血圧を計った。 翌朝までは安静にして起き上がらないように言われた。
2~3時間で麻酔が切れてきたので、痛み止めの点滴をしてもらう。どこまでが我慢する痛みで、どこからが薬に頼る痛みかわからなかったが、とりあえず痛み止めを入れてもらった。そのあと、よく聞いてみたら、痛み止めが効いているのは2~3時間の間で、痛み止めを点滴する間隔は3~4時間空けたほうがよいとのこと。結局我慢しなければならないのなら、なるべく痛み止めを使わないようにした。
夜中に痛みで起きてしまったが、その時痛み止めをもらい、そのあとはよく眠れた。痛み止めを使ったのはこの2回だけ。
寝返りはしてもいいと言っていたが、横向きになると傷がツッパリ痛いので、常に一日中仰向けにしていた。そのせいか2~3日は腰が痛かった。
翌朝には尿の管も取れ、自分の足でトイレに行けるようになった。朝食も普通に食べた。
部屋でじっとしていると、先生が「摘出したもの見る?」と病室にやってきた。赤い半透明のゴミ袋のようなものを片手にぶらぶらさせていて、それを私の方に突き出してきた。もっとまるいものを想像していたが、大きな腫瘍のような塊が2個つながっているような形だった。周りには脂肪のようなものが白く付いていてピンク色のように見えた。これから病理検査にだし、癌の種類を調べてもらうとのこと。だいたい、1週間ほどで結果が出るそうだ。